週間ニュース速報

November 2001

このページはシミュレーションゲームに関連する世界中のニュースと、我がサンセット・ゲームズが日頃どのような活動を行っているのか、そして古角博昭自身の日々の生態(?)を報告するページです。

毎週更新されますが、更新する曜日は決まっていません。

新しい情報をキャッチ次第、そして僕自身が書きたくなったら少しずつ書いていこうと思います。

皆さんからのニュース投稿もお待ちしています。

 11/30 

『ドイツ南方軍集団』で新しいカウンターシートを採用します

これまで、サンセット・ブランドのカウンターシートはエポック社のワールドウォーゲームシリーズで使われていたものを使用してきましたが、印刷の工程上、シートが若干そってしまうなどの問題を抱えていました。

このため、この『ドイツ南方軍集団』より、旧SPIゲームで用いられていたものと同じような形のカウンターシートを採用することにしました。

サンプルが届きましたが、1シートで400個の駒が入っており、印刷や打ち抜きのズレは皆無で非常に制度が高いものです。

 

 11/27 

『ゲームジャーナル』商業版第1号が届きました

巻頭の最新SLG情報とバルバロッサ作戦キャンペーンゲーム総覧は、カラーページで圧巻、松田大秀さんのマンガはあいかわらずおもしろいです。

レビュー、研究、ジャンルの網羅など、非常にバランスの取れた1冊と言えます。

付録ゲーム『真・バルバロッサ作戦』のコンポーネントも十分に合格点です。

ただ、地図盤のユニットが全て英語で表記されているので、これを見ただけでは国産ゲームとは思えません(笑)。上業版は海外販売も視野に入れている、ということでしょう。

皆さん、ぜひ買って下さい。

 

『ドイツ南方軍集団』のユニットに関するご意見を下さい

『ドライブ・オン・スターリングラード』でニスを塗らないツヤ消しのユニットが非常に好評だったので、以後ずっと採用してきましたが、皆さんから寄せられる最近のご意見では、ニス(コーティング)を求める声がいくつか聞かれるようになりました。

ニスを塗らないユニットは、たしかにかつてのSPIゲームを彷彿させるのですが、耐久性の劣化や角がめくれやすいなどの弊害があるのも事実です。

このため、『ドイツ南方軍集団』のユニットに関しましては、皆さんのご意見を聞いた上でじっくり考えることにしました。

皆さんが求めているモノを提供したい、というのが僕の今の率直な気持ちです。たしかに、コーティングすると少し割高になりますが、そんなことは気にせず、皆さんの本当の気持ちを聞かせて下さい。

たかがユニットで、と思われるかもしれませんが、僕は自分が今まで作ってきたゲームに大きな愛情を注いできました。そして、『ドイツ南方軍集団』にも、これまでと変わらない愛情を注ぎ、より美しいゲームに進化させたいと思っています。メール

 

 11/26 

ゲームの店シュピーレブルグが閉店します

大阪市内にある輸入ボードゲーム専門店が、12月16日をもって閉店します。

12月にはエポック社から『6ニムト』、『ミシシッピークイーン』、『エルフェンランド』、『新エントデッカー』、『アフリカ』といったドイツ製ボードゲームの日本語版が発売されるので、この分野には新しいムーブメントが起こることでしょう。

 

 11/25 

ファランクス・ゲームズ社と提携しました

20日付のニュースでは、同社はウルリヒ・ブレネマン氏が代表者のような書き方になってしまいましたが、正確には、同社の最高経営責任者はオランダ人で、ブレネマン氏は協力者のようです。

早速、取り扱いして欲しいとのオファーがあり、『A House Divided』第3版の写真が送られてきました。→ 低解像度(20KB)と高解像度(245KB)のものを用意しました。

価格や発売時期などは未定です。

 

 11/23 

『<MiH>ヴェルキエ・ルーキ』が入荷しました

予定より少し遅れましたが、ようやく入荷しました。→ 詳細はプロジェクト100のページへ

日本語ルールもすでに完成していますので、来週中に発送できるようになりました。

月曜日までにご注文頂ければ、来週中に発送致します。

全国の小売店には、今月下旬に店頭に並ぶと思います。

 

 11/20 

ファランクス・ゲームズ社が設立されました

かつてモメンツ・イン・ヒストリー社を率いていたウルリヒ・ブレネマン氏がオランダとドイツをまたぐ新ゲーム会社を設立しました。これから短プレイタイム、低難易度ながらもクオリティの高いゲームを年間2〜4作ずつ出版していく予定とのことです。

その第1弾として、かつてGDW社から発売されていたものの長らく絶版になっていた南北戦争の傑作戦略級ゲーム『A House Divided』第3版が発売されました。

ブレネマン氏は小社と関係が深いことから、近日中に取り扱いのオファーが来るものと思われます。

第2弾は、リチャード・バーグ氏がデザインした『Waterloo 1815』がこの冬に発売される予定です。詳細は下記HPをご覧下さい(英文です)。

http://www.consimworld.com/newsroom/story/1001/102901phalanx.html

 

 11/17 

OSG社の新作ゲーム

『ハイウェイ・トゥ・ザ・クレムリン』(夏にオーダーしたものの未だに送られてきませんが…)に続くザッカーの新作は『ナポレオンズ・ゲーム』という戦略級ゲームです。

ボックスアートは山崎雅弘氏が手掛けました。サンプルを用意しました(38KB) 

 

 11/16 

『ゲームジャーナル』商業版創刊号が発売間近です

昨日、フューラー中村氏から電話があり、すでに商業版創刊号は印刷所に入っていることを聞きました。付録ゲームは鈴木銀一郎氏デザイン「真・バルバロッサ作戦」。フルマップ1枚、ユニット250個でルールブックはわずか8ページ(ただし、字が少し小さいそうです)と、鈴木先生らしいシンプルな仕上がりになっています。

佐藤俊之氏がヒストリカルノートを手掛け、高梨俊一氏のインタビュー記事が掲載されているそうです。

定価3600円+消費税(税別)、11月末には店頭に並んでいるだろうと言うことですので、皆さん、お早めにお買い求め下さい。

 

 11/14 

ディシジョン・ゲームズ社の新作ゲーム

同社は2つの仮想戦ゲームのプロジェクトを発表しました。

まずは『Operation Kremlin』、副題に「キャンペーン・フォー・モスクワ 1942」とあるように、1942年の夏季攻勢をスターリングラードやコーカサスに向けず、モスクワを目指していたら…、という中央軍集団の戦いを再現しています。

フルマップ1枚(10km/ヘクス)、ユニット176個(軍団規模)、ルールブック他で構成されています。

次に『Beyond the Urals』、これは戦略級で副題は「キャンペーン・イン・ロシア 1942」。ドイツ軍が1941年にモスクワ、レニングラード、スターリングラードを陥落させたものの、ソ連軍がアルハンゲリスク〜アストラハンのラインで抗戦する中、ドイツ軍は1942年にウラルに向かうという設定です。

こちらもフルマップ1枚(10km/ヘクス)、ユニット176個(軍団規模)、ルールブック他で構成されています。

価格は『Operation Kremlin』が34.99ドル、『Beyond the Urals』が24.99ドル、両方セットで買えば44.99ドルと、非常にお買い得になります。

 

 11/10 

学研M文庫から「現代紛争史」が発売されました

ベストセラーになっている山崎雅弘氏の『中東戦争全史』の続編とも言うべき『現代紛争史』が発売されました。

「アフガニスタン戦争」、「イラン・イラク戦争」、「フォークランド紛争」、「中国国共内戦」と続き、最終章「イスラム原理主義勢力の戦い」では、これまでにないほどわかりやすくイスラム教原理主義運動の数々の闘争とウサマ・ビン・ラーディンの人物像を浮かびあがらせ、最後には9月11日に米国で起こった同時多発テロにまで言及しています。

「アフガニスタン戦争」、「イラン・イラク戦争」と繋いで読むことで、イスラム原理主義運動をより鮮明に理解することができるようになっています(このあたりは構成のうまさですね)。

定価620円+消費税(税別)、『中東戦争全史』が発売間もなく品切れとなった(すでに7万部に達しています)ことを考えて、早めにお買い求めになるのがよいかと思います。

 

 11/9 

25日のMiddle-Earth東京支部の定例会に参加します

「JGC WEST」協賛の打ち合わせなどのいろいろな所用がありまして、24日から上京する予定です。当初、10〜11日に上京する予定でしたが、日程の調整がつかず、変更しました。それならば、ということで、25日の東京支部の定例会に参加することにしました。

 

 11/5 

JGC WESTの参加希望者を募集しています

このたび、サンセット・ゲームズは2002年からのJGC(ジャパン・ゲーム・コンベンション)に協賛することになりました(詳細はJGCのホームページを!)。

さしあたって少し先の話になりますが、2002年3月9日(土)〜10日(日)に大阪南港のコスモスクエアにて開催される宿泊型コンベンション「JGC WEST 2002」に参加を希望される方を募集しています。

ただ、これは正式な予約ではなく、「JGC WEST 2002」でシミュレーションゲームの部屋を設けるにあたって、新規宿泊参加者がどのくらい増えるのかという予測データを運営サイドに提出する必要があるためのものです。このため、希望したからと言って必ず参加しなければならなかったり、参加費を強制的に徴収されるものではありません。あくまでも希望を聞くだけです。

ちなみに、宿泊参加者の参加費は2万円+消費税前後になると思われます。

JGCはかつてのTAC-CONを彷彿とさせるコンベンションで、現在はトレーディング・カードゲームやロールプレイングゲームが主体ですが、小社の参入によって、これから大いにシミュレーションゲームの分野も開拓していきたい思っています。

そして皆さんの力があれば、それはとても簡単なことなのです。

2002年8月23日(金)〜25日(日)には、東京のホテル浦島で「JGC 2002」の開催が予定されていますので、そちらにもシミュレーションゲームの部屋を企画しています。

皆さん!たくさんのメールをお待ちしています!

 

 11/1 

サーバーの不調が復旧しました

10月末より数日わたって通信環境が不通になり、ご迷惑をおかけした方いるかもしれません。本日、ようやく復旧しました。

この間、メールを送ったが返信が来ないなどのトラブルが会った方は、お手数ですが再送していただくようよろしくお願いします。

年内に関西ゲームフェスティバルのページを独立する予定です。

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