週間ニュース速報

2000年 6月号

このページはシミュレーションゲームに関連する世界中のニュースと、我がサンセット・ゲームズが日頃どのような活動を行っているのか、そして古角博昭自身の日々の生態(?)を報告するページです。

毎週更新されますが、更新する曜日は決まっていません。

新しい情報をキャッチ次第、そして僕自身が書きたくなったら少しずつ書いていこうと思います。

皆さんからのニュース投稿もお待ちしています。

 6/30 

 

The Gamers社からチャリオット・ゲームが緊急発売!

9月に、ディーン・エスイグがデザインした「CIRCUS MINIMUS」が発売されます。

題名通り、チャリオット・レースのゲームで、この時期にいきなりの発売とは、まさしく映画「グラディエイター」の便乗ですね。

マップ1枚、ユニット140個、英文ルールブック8ページのジップ入りゲームで、アバロンヒル社「CIRCUS MAXIMUS」(邦題「ベン・ハー」)を元に、いろいろと改良を加えたものということです。

http://tgamers.com/shop/index.cgi?task=item&ItemID=IT716

後日、改めてGamers Japanese Service Bureauでプレオーダーを受け付けます。


 6/27 

コロンビア・ゲームズ社から “積み木の太平洋” がまもなく発売されます

その名も、「Pacific Victory」。同社の「Victory!」のシステムを流用して、太平洋戦争をキャンペーンレベルで再現しようというものです。

マップは、北アメリカからアラスカ、ニュージーランド、インドまでを含んで、ユニットは日本軍(オレンジ色)と連合軍(青色)それぞれに50個ずつです。

シナリオも、1941年、1942年、1943年の各年から始まるシナリオの他に、フリーセットアップのシナリオが用意されています。

プレイタイムは2〜5時間、価格は$59.98です。

コロンビア・ゲームズのホームページで、ボックスアートとユニット、マップを見ることができます。


 6/25 

“Cool Site GEAR”御招待コンベンション開催しました

守口市を中心に活動しているゲームクラブ“Cool Site GEAR”のメンバーが数名がやってきました。

このゲームクラブ、中心はロールプレイングゲームなんですが、ドイツ製のファミリーボードゲームからシミュレーションゲームの世界に入ってきた変わった若者が数名います。

そもそも、ある日のこと、彼らの対戦しているSSシリーズ「ロンメル装甲師団」を見ると、間違ってプレイしているではありませんか! でもって、僕が「ちょっと、ウチに来い。本当のシミュレーションゲームの遊び方を教えてやる」というわけで、今回のコンベンションが開催されたわけです。

当日は、彼らの少ないレパートリーの中から「戦艦の戦い」「モスクワ電撃戦」をMiddle-Earthの会員と幾度となく対戦して、新しい世界を発見してくれたようです。

それから、僕が日頃から仲良くしてもらっている平本さん鈴木さんも東京からやってきてくれましたし、奈良県からも I さん(名前は伏せときますね)が、国際通信社版「スターリングラード・ポケット」を持参して、久しぶりにゲームを楽しんでもらえたようです。

ちなみに、GEARの会長、これを機にMiddle-Earthのシミュレーションゲーム部に入会しました。


 6/18 

「EasySeek」ウェブサイトの御案内

yahoo!のオークションが大きな話題になっていますが、この「EasySeek」は売り手と買い手が欲しい物を登録しあって売買するホームページです。
探している物をここに登録すると、ユーザーや小売店で該当品を持つ者がコンタクトを取り、条件が合えば取引する手順となります。

シミュレーションゲームを含むボードゲームのページの登録数は、まだ10点程度ですが、これから大きな期待を担うウェブサイトになることは間違いなさそうです。

登録は無料ですので、興味のある方はぜひご利用下さい。

ちなみに、小社もショップ登録しました。

http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2000/0609/easyseek.htm
http://www.easyseek.net/


「宇宙戦艦ヤマト」の新作シミュレーションゲーム発売が遅れます

5月30日のニュースでお知らせした「宇宙戦艦ヤマト」の新作シミュレーションゲームですが、発売が少し遅れるようです。

このゲーム専門のホームページは着々と製作が進んでいるとのことですので、版権などの問題で発売が中止されることはなさそうです。


GMT社からビッグニュース

■「Barbarossa: Army Group North」の“タリン”シナリオ発表

同社のホームページからマップ、ユニット、シナリオルールなど、ゲームをプレイするのに必要なデータが全てダウンロードできるようになっています。

 

「Sympathy for the Devil」が発売間近

WWUの1942〜43年を扱ったゲームです。ゲームデザイナーはなんとタイ・ボンバ! ルールシステムや取り扱うテーマを考慮すると、「COMMAND MAGAZINE」53号の付録ゲーム「Iron Dream」の続編といった感じです。ウラヌス作戦からソ連軍のドニエプル河渡河までを扱い、キャンペーンの他にクルスク戦のシナリオが付きます。

しかし、なぜGMTから!? これでは「COMMAND MAGAZINE」の将来は…?

 Sympathy for the Devil [86Kb], by Ty Bomba ! (GMT社ホームページより)

 

■ウェブマガジン発行

18ページのウェブマガジンが6月1日に発行されています。

同社の新作ゲームの多数紹介され、「For the People」のセカンド・エディションも同社のプロジェクト500に挙げられています。このゲーム、プレオーダー価格は、なんと35ドル

 GMT Flyer! [1.8Mb] (GMT社ホームページより)


 6/11 

Clush of Arms社がThe Gamers社のグループに参入しました

The Gamers社が発行している機関誌「OPERATION」最新号を見ると、The Gamers社、Critical Hit社、Moments in History社、OSG社、UGG社などの価格一覧表に、Clush of Arms社の商品が加わっています

さらに、ADG社の名前も挙がっており、「Coming Soon!」となっていることから、このグループに参入することは間違いなさそう。

国内では、これらをグループの直営店である“Gamers Japanese Service Bureau”が取り扱う予定。


The Gamers社商品に品切れ続出

米国からの入荷が遅れ、以下の商品が品切れになっています。

おそらく、月内には入荷すると思いますが…。

「(OCS)Burma」…品切中

ゲーム空箱…品切中

カウンタートレイ…品切中

「(SCS)Drive on Paris」…残り1個

ピンセット…入荷しました


 6/7 

Gamers Japanese Service Bureauの提携各社の今後のラインナップ

7月に米国でオリジンズが開催されることから、世界中のシミュレーションゲームメーカー各社が新作、そして今後のラインナップを発表しています。

 

The Gamers
2000年 7月

This Terrible Sound (RSS)

Sicily (OCS)

11月

A Frozen Hell (TCS) & ミニゲーム

2001年 3月

Fallschirmjaeger  (SCS) & ミニゲーム(おそらく2個)

7月

Guderian's Blitzkrieg II (OCS)

11月

Operation Michael (SCS)

Screaming Eagles (TCS)

Drive on Paris(East) (SCS)

Moments in History
2000年 発売中

Ted Raicer's Royal Tank Corps−The Battle of Cambrai 1917

フルマップ1枚/ユニット352個(5/8インチ)/箱入り
1ヘクス=1マイル/1ターン=1日/ユニット規模=連隊、旅団、大隊

http://www.criticalhit.com/RTC.html

7月

Tunisia '43−The Battle of Kasserine 1943

「Triumphant Fox」のシステムのゲームです。

フルマップ1枚/ユニット420個/

プレイ補助カード6枚/ルールブック36ページ/箱入り

1ヘクス=2マイル/1ターン=1日/

ユニット規模=連隊、旅団、大隊、中隊、戦闘団、司令部
http://www.criticalhit.com/T43.html

このページからプレイの例とデザイナーズノートをダウンロードできます。

8月

Operation Mars は東部戦線をテーマにした「Ring of Fire」システムのゲーム

Normandy: The Great Crusade

12月

Streets of Stalingrad

Rommel's War in North Africa - Round 1

カードゲームですが、トレーディングカードゲームではありません。10面体ダイスを使います。1940〜41年を扱っています。

Operasional Studies Group

発売予定

Highway to the Kremlin (June-December, 1812)
The Sun of Austerlitz (November-December, 1805)
Franco-Prussian War, 2nd Phase (1870)
War of 1812 - The Eastern Shore
Marengo - The Plain of Scrivia (June 1800)
Smolensk- On the Road to Borodino (August 1812)
Abensberg/Eckmuehl (April 1809)
Dark December, 1944 (The Battle of the Bulge)
Pacific Fleet, 1941-1945

※ホビージャパンのゲームの再販ではありません。新作です。


「<MiH>Clush of Titans」と「<MiH>Turning the Tables」が品切れです

クリティカル・ヒット社に買収されて以来、商品の供給が止まっているモメンツ・イン・ヒストリー社ですが、とうとう小社の「<MiH>Clush of Titans」と「<MiH>Turning the Tables」の在庫がなくなりました。

7月に開催される米国オリジンズで再び入荷できるよう要請するつもりですが、先行きはまったく見通しが立っていません。

小売店にはまだ残っていると思いますので、御入り用の方はお早めにお買い求め下さい。


ウド・グレーベ・ゲームデザイン社と提携、ほぼ成立

ドイツのゲームメーカー、UGG社(http://ugg.de/)との提携がほぼ成立しました。ただ、入荷時期などはまだ未定です。夏頃ですかねぇ。

同社はWWU欧州大戦を1ユニット=軍団、1ターン=1ヶ月、1ヘクス=25マイルで再現する「Empires of Apocalypse」シリーズを展開しています。

同シリーズは西部戦線を扱った「Morsecode」、北アフリカ戦役を扱った「Triumph and Fall of the Desert Fox」、東部戦線を扱った「Cold Days in Hell」、1940年の独軍のベルギー侵攻を扱ったミニゲーム「Assault on Belgium.」がすでに発売されています。


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