事業所在地 | 口座案内 | メール

最終更新日 22/02/04 3:49 pm


サンセットゲームズはアナログゲーム・アソシエーションの法人会員です。
サンセットゲームズはゲームクラブ「ミドルアース」と「ベルセルク」の公式スポンサーです。
『太平洋艦隊』  Q&Aと正誤表

公式のエラッタ・FAQ等を公開しています。
ルールブック等の翻訳におきましては常に細心の注意を払っていますが、ウォーゲームの性質上、ルール量の多さとシステムの複雑さゆえに、誤訳や脱字・誤字が発生することがあります。また、説明が十分でないために内容を理解することが難しいルールはQ&Aで補足しています。
お客様様並びに関係者の皆様におかれましては、ご迷惑をお掛けしますこと、謹んでお詫び申し上げます。

ルール


P24
16.0 海軍補給

誤) 同じ港から出撃する複数の艦ユニットの洋上滞在フェイズ数がそれぞれ異なる場合は、NSLの消費量が一番多い艦ユニットの洋上滞在フェイズ数を基準にします。
正) 同じ港から出撃する複数の艦ユニットの洋上滞在フェイズ数がそれぞれ異なる場合は、NSLの消費量が一番多いTFの洋上滞在フェイズ数を基準にします。

9.13 TFの編制内容
CVLとCVEは空母、DEは駆逐艦として伝えて下さい。

10.27 損傷判定表
日本軍の艦ユニットの損傷判定は日本軍図表のものを使います。連合軍の艦ユニットの損傷判定は連合軍図表のものを使います。

12.11 艦ユニットによる地上支援
艦ユニットは出港していてもいなくても、いるだけで地上支援できます。


初版と第2版


以下は第3版では反映済みです。

駒の訂正
準鷹→隼鷹
龍穰→龍驤
翔鳳→祥鳳
美月級→睦月級
愛宕級→高雄級
アレスーラ級→アリシューザ級/font>
米陸軍の第6軍団(18戦力)は第6軍です。「軍団(xxx)」→「軍(xxxx)」
米第5海兵軍団の裏面にNSP=10を追加して下さい。
要望:せっかくZ旗のルールがあるんだから、Z旗マーカーがほしい。あと、戦争後半の日本軍プレイヤーへのサービスユニットとして、LACのシルエットで「震電」、「橘花」、「秋水」などがあれば嬉しいのですが(笑)

チャートの訂正
海戦CRT 
潜水艦攻撃=5対空力の欄を使用→10攻撃力と10対空力の欄を使用

1/2損害
軽空母、または1/2 レベルのLRAC(3レベルのLAC)が存在しない時は、1/2レベルの損害は効果なしとなります。日本軍の場合、1/2レベルの損害は1レベルの損害として適用されます。 
1/2損害の参照先は10.21項→10.22項

日本軍の地上支援結果表
支援力30+→26+

ASW値の算出手順
自軍の合計4レベルのLACがいれば+1

シナリオの訂正
シナリオ1:ガダルカナル
勝利条件の敵艦ユニットの撃沈が2つありますが、下の2VPの欄は「敵艦ユニットの損傷」と訂正して下さい。

シナリオ2:ミッドウェー海戦
マリアナに初期配置されている連合軍TFのNSPの合計が9になっており、同港のNSP総量を超えています。このシナリオに限り、マリアナNSLとNSPの総量をそれぞれ9/2として下さい。

ショートキャンペーンシナリオ
CA8をパールハーバーの初期配置から削除(11ターンの増援です)
CL2をパールハーバー初期配置から削除(地図外ボックスに初期配置です)
第15軍 ヘクス0911→0912
日本軍のCL2は横須賀(2006)、米軍のDD5は地図外ボックス、英軍のCL14はボンベイ(0209)にセットアップして下さい。これらはHJ版でも訂正されていなかった部分です。

シナリオ6:ガダルカナル・キャンペーン
連合軍セットアップのCL16→CL15

シナリオ8:マリアナ・フィリピン
連合軍の増援の12ターン第2フェイズのDE1→DE2
このシナリオに限り、ヘクス2112(マリアナ)をサイパンとし、ヘクス2012にグアムを追加して下さい。

シナリオ9:レイテ決戦
選択ルールの連合軍第6軍の分割ユニットの能力値は「9−4−1」とします。
デザイナーズノート:実はこの選択ルールについては、元々連合軍プレイヤーが初心者であることを前提としていました。と言うのも、ただでさえ連合軍が圧倒的に有利なシナリオですので、この選択ルールを使用した場合、どうしようもなく差が開いてしまうからです。それこそ『蹂躙』という言葉が、最もしっくりくることでしょう

ルールの訂正
8.33項 地上軍ユニットの上陸
海上輸送中の陸上ユニットは、海上移動期終了時にはいずれかの補給下の自軍港へクスにいるか、上陸するへクスにいなければなりません。
注意:上記海上移動中に自軍港に立ち寄る行為は上陸したとは見なさず、つまり海上移動の終了を意味しません。つまり、補給線と同じルートで陸上ユニットを海上移動させるということです。
海上輸送中の陸上ユニットの洋上滞在できるフェイズ数は、6.31の各国軍の滞在フェイズ数と同じとします

Q&A
HJ版にあったデザイナーズノートはなぜ掲載されなかったのでしょうか。
デザイナー本人から掲載しないでほしいと要請がありました。

第1ターンの第7フェイズのリターン期に連合軍がギルバートにLACを転送すると、第2ターンの開始時にギルバートが連合軍占領下となり、日本軍のFS作戦が頓挫します。第1ターンの特別ルールで攻勢限界線内へのLACの転送を禁止するルールを必要だと思いますがどうでしょうか?
17.11項に“4つの重要拠点をすべて占領した瞬間(これは陸戦期になります)”に攻勢限界線内のヘクスが日本軍支配下になることが明記されています。連合軍LACの転送は遅くとも直前のフェイズに行われているはずですから、日本はLAC撃滅用の艦隊を派遣すればよいはずです。トラックに“東京急行”を用意するか、南雲艦隊をギルバート沖に派遣すればよいでしょう。

日本の護衛空母が除去された場合、次のターンに再登場出来るかどうか明記されてません。日本の護衛空母が1隻しかなかったわけではないので、再登場出来てもおかしくはないでしょうが、再登場できない、という考え方も間違いだとは言い切れません。どちらが正しいのでしょうか。
一度除去された護衛空母ユニットは再登場しません。少なくとも、これは護衛空母という空母それ自体を表しているのではなく、空母による航空機輸送を「ボーナス」として抽象的に表現しています。そのため、史実的な解釈はこの場合に限っていえば当てはまらナイト考えて下さい。

キャンペーンゲームの勝利条件中、第4ターン、第8ターンと記載されているのは、開始時に判定、終了時に判定のどちらなのでしょうか。
終了時に判定して下さい。

同時に2個師団を海上輸送して、どちらか一方だけを強襲上陸させることはできるのでしょうか。
これはできないとして下さい。これを許してしまうと、2個師団を同時に海上輸送して、より損害の少ない方の師団を強襲上陸させるという作戦が可能となります。こうなると、上陸作戦はほぼ100%の確率で成功するようになります。このような行動による混乱を避けるために、両軍プレイヤーは、強襲上陸を行う場合、どの地上軍ユニットが強襲上陸するのか事前に宣言するようにしておくことを薦めます。

ハルゼーが”最初に登場するターン”とはいつのことなのでしょう?
ハルゼーのルールが選択ルールと言うことで、これには答えを2つ用意します。
A)サイコロの目が偶数ならば第10タ−ン(以後、偶数タ−ン)に登場し、奇数ならば第11タ−ン(以後、奇数タ−ン)に登場します。
B)サイコロの目が奇数ならば第1タ−ン(以後、奇数タ−ン)に登場し、偶数ならば第2タ−ン(以後、偶数タ−ン)に登場します。
デザイナーズノート:実際、開戦時にハルゼーは第8任務部隊の指揮官として、エンタープライズ以下の艦艇を指揮しており、場合によっては日本軍に対する先制攻撃も辞さないと解釈できるほど戦闘的な命令を出しています。そのため、何かの偶然で両軍が会敵した場合、まず間違いなく戦闘が発生したはずであり、それを再現する意味も含めて、ハルゼーは第1ターンから登場させてもかまわないと思います。

短縮ゲームのインパール作戦におけるメガヘクス32に送る1個軍の定義について、メガヘクス32に送る1個軍は減少戦力でもよいのでしょうか?
減少戦力でもかまいません。

呉と横須賀が両方とも占領されたなら、やはり日本軍の増援は奪回するまで登場しないことになるのでしょうか。そして、登場しなかった増援は除去されたユニットとみなすのでしょうか。
このような日本軍ユニットは除去されるものとします。もっとも、ゲームとしては、呉と横須賀が連合軍に支配された時点で連合軍のサドンデス勝利とした方が良いように思います。

LRACは索敵と移動の妨害を行えるのでしょうか。
両方とも行えません。
デザイナーズノート:LRACは航続距離内の敵に対して攻撃はできるけれども、移動を妨害する−−反復攻撃によって足止めする−−ほどの影響は持っていないと考えて下さい。それほど連続した攻撃は行えない、1日1回の空襲が限度、そう考えるべきなのです。
史実でも、ソロモンの戦いにおいて、日本軍はヘンダーソンの航空隊を気にして、昼間に航続範囲に入らないよう気を使っていました。一方、ポートモレスビーのB-17やB-24はビスマルク海全体を襲えるほどの航続力がありましたが、これらの攻撃を恐れなければならなかったのは輸送船団であって、戦闘艦隊ではなかったのです。戦闘艦隊ならこれらの航空隊が発見し、来襲するまでに十分逃げ切れていたのです−−そこを単に通過するというだけであれば。

シナリオ4のキャンペーンゲームにおいて、ヘクス3212のCA2、1413のCA1、1315のCL1、1216のDD1は、第1ターンの第1フェイズから移動できるのでしょうか。
これらは、第1フェイズから移動できます。これらは、すでに出撃中で洋上滞在2フェイズ目に入るところとみなして下さい。

8.14項に「陸か海かが曖昧なところは全て陸上移動できる」とありますが、呉から釜山、ヘクス2119から2218といった移動は可能なのでしょうか。また、HJ版で訂正されていたヘクス2119から2218のヘクスサイドにブロックヘクスサイドがなくなっています。
8.14項には、1本の「陸の道」が必要と定義されています。そして、これには浅海ヘクスは含まれますが、通常の海ヘクスは含まれないことに注意して下さい。呉と釜山のあるヘクス1806やニューギニアのヘクス2119は浅海ではなく通常の海となっています。したがって、それらのヘクスには陸地があるものの、「陸の道」は設定できないので、これらの間を陸上移動することは不可能です。ヘクス2119から2218のヘクスサイドにブロックヘクスサイドを設けなかったことは意図的なものです。HJ版のようにブロックヘクスサイドを設けてしまうと、ヘクス2119と2218間の移動が同じ島内でありながらできなくなります。今回のように処理すれば、ラエから海を渡ってラバウルに移動することはできませんが、ヘクス2119から2218間の移動は確保できます。
当然のことながら、これによりラバウルの攻略は以前より簡単になりましたが、ゲームバランスを大きく狂わせるほどの影響はありません。

ヘクス0811と0810は2LSPで移動できると記載されているのですが、4LSPが必要にも見えます。この点、どこかに明記してあるとよいのですが。
ヘクス0811と0810の間の移動に関しては、その地上軍ユニットが半島側を移動したのか、山地へクスサイドを通って移動したのかを宣言するようにして下さい。それによって、移動コストが変わってきますし、次の移動にも影響が及びます。

15.13項の妨害メガへクスに関する最後の3行で、「両軍は自軍支配下の“いずれかの港”から最短距離〜」とありますが、その後の例では、「エスピリッツサントから〜強襲上陸する場合は〜」とあり、地上軍が出港する港から最短距離でなければならないかのごとく書かれています。この場合の解釈としては、以下の3つの内のいずれが正しいのでしょうか?

1.強襲上陸する陸軍が出港する港
2.上陸予定のメガへクスに最も近い任意の自軍の港
3.任意の自軍の港

答えは3です。ポートモレスビーとエスピリッツサントの両方を支配している連合軍は、日本軍の妨害メガヘクスとなっているメガヘクス58に対して、ヘクス2319と2420のどちらにも強襲上陸することができます。どの港を基準にするかは、連合軍プレイヤーが自由に決めることができ、ヘクス数で数えます。

最短距離を測る場合、海上移動が可能なルートで最短距離であるという解釈で間違いないでしょうか? 例えば、ラエからメガへクス48(妨害メガへクスとします)へ強襲上陸する場合、海上輸送を考慮にいれなければ、いきなりポートモレスビーへ上陸可能(ラエから1へクスの距離)となります。
この場合、海上輸送可能なルートで最短距離として下さい。

LRACが損害を出す場合、最大でどれぐらい出せばよいのでしょうか。第3ターンに、1レベルのLRACが対空力70の連合軍TFを攻撃した場合、5の目が出るとLACは全滅(4レベル低下)するのでしょう。それとも、LRACが全滅、つまり2レベル低下してLRACがなくなったらそれが損害の上限なのでしょうか。
この場合、4レベルを低下させてLRACとなっているLACユニットは全滅します。

連合軍のBFは、メインマップとミニマップのどちらに配置するのでしょうか?
特に記載がない限り、常にメインマップ上に配置して下さい。

日本軍が2つの艦隊を同時に攻撃して1/2の損害を2回受けた場合、損耗する航空機は1レベルでしょうか、2レベルでしょうか。
1レベルです。

シナリオ4「キャンペーンゲーム」の日本軍の第1旅団、第2旅団とは、どのユニットを指すのでしょうか?
旅団規模のどれでも好きなユニットを使って下さい。部隊長の名前が記載されていますが、あくまでも雰囲気を味わってもらうためのもので、ゲームには影響を及ぼしません。

増援の師団などは2個の旅団で受け取ることもできるのでしょうか?
必ず師団で受け取って下さい。

8.45項で、敵支配下のヘクスに飛行場が作れるとありますが、自軍支配下にないヘクスに飛行場を作ってしまうと、7.41項により、敵にその飛行場を使われてしまうのでしょうか? また、7.47項により、完成した瞬間にその飛行場は敵に破壊されてしまう可能性があるのでしょうか?
この部分はルールが不足してしまっています。自軍の地上軍ユニットのいるヘクスに作った飛行場は、作った側の軍だけが支配して使用することができます。自軍の地上軍ユニットがいなくなると占領されたり破壊されます。自軍の地上軍ユニットがいる間は、それらが飛行場を支配していると考えて下さい。

シナリオ6の特別ルールのNACの損失は、シナリオ7のようにLACへの転用分は含まれないのしょうか?
シナリオ7と同様に、NACのLAC転用分を含みます。

LACに対する艦砲射撃で、水上戦闘力によるLACへのヒット適用は相互適用となりますか?例え、米軍4レベルのLACに対して水上艦艇が砲撃をして、9ヒットを得たとします。これが相互適用だと、5ヒットと4ヒットに分かれ、8防御力を持つLACは一切被害が出ないことになると思います。
まず最初に、LACに対する航空攻撃は10.3項でTFと仮定されるので、この場合の「艦ユニット」の定義はLACにも適用されるものと考えて下さい。そして、10.23項の最後には「(自分が適用するヒット数より多い防御力を持つ艦ユニットしかいない場合を除く)」とあります。これは「ヒット数より多い防御力を持つ艦ユニットしかいない場合はそれに適用する(しなければならない)」と解釈して下さい。
つまり、例のように米軍4レベルのLACに対して水上艦艇が砲撃をして、9ヒットを得た場合、相互適用だと5ヒットと4ヒットに分かれますが、この例外が適用され、両軍が1LACずつレベルを低下させなければならないのです。ですから、このような場合は相互適用をしない方がよいでしょう。
この問題は改訂作業中にすでに見つかっており、このため10.23項では「防御側プレイヤーが希望すれば」という文を付け足して、相互適用が選択可能である旨を強調したのですが、うまく機能していないみたいですね(申し訳ないです)。
損害適用の順序としては、10.21項の「ヒット数が防御力未満であれば無視する」ことが優先され、そして相互適用の選択に移ります。
相互適用は艦ユニットにのみ適用するものではありませんので、デザイナーズノートにあるような艦種誤認はあくまでも一例で、これ以外にもいろいろな要素が含まれていると考えて下さい。戦闘とはそんなものではないでしょうか(と思います)。

日本軍が強襲上陸をするつもりで敵支配下のへクスへ1個師団を進めたところ、海戦期でLSPを失い上陸できなくなりました。この場合は強襲上陸の上限はどうなるのでしょうか?
実際に上陸していませんが、その意思があったので強襲上陸が行われたとみなし、このターンでは1個師団の海上輸送のみが行え、強襲上陸はできません。