「失われた勝利」完全版 製作状況

更新日01/12/07

 8/1 

ルールブックの見本ができてきました

基本的なレイアウトは「史上最大の作戦」と同じです。

エポック版で質問の多かった陣地移動(都市移動)と離脱、オーバーラン、戦闘には例を設けました。

シナリオ、開始時配備表(セットアップ表)もチャート形式で見やすくなります。ページ数の多かった増援表も、できれば2ページの見開きで収まるような形にしたいと思っています。


 7/24 

ルールブックの製作開始

1週間で完成させる予定です。

ポスターのデータもすでに取り寄せていて、ルール、チャートなど、ルールブックに入れる全てをテキストデータで渡すと、山崎雅弘氏がパッパッと作ってくれます。


 7/22 

マップをさらに変更

締切も間近というのに、山岳のイラストを思い切って変更、さらに増援ユニットを配置できない都市ヘクスや、枢軸軍ユニットに隣接していても増援ユニットを配置できる都市ヘクスに新しいマークを付けました。

ニコポリとクリボイ・ログには鉱山マークも追加。

山崎雅弘氏、まだ帰ってきていないので、これらは僕がデザインしました。

慣れないので、すごい時間がかかってしまいました。

写真がアップされたら見て下さい。


 7/18 

ユニットシートにエラー発見!

柿崎唯氏から、ハンガリー軍ユニットの部隊番号が全て1になっている、それにソ連軍所属のルーマニア歩兵軍団ユニットにも部隊番号を付加するように言われて修正しました。

山崎雅弘氏、まだ帰ってきていないので、僕がやりました。


ルールの訂正が送られてきました

柿崎唯氏と改訂スタッフから順次、新しいルールの訂正や意見が送られてきました。

ルールブックは「史上最大の作戦」と同様に、少しくどい書き方になっていますが、これからゲームを始める初心者の方々から非常にわかりやすいと、いくつかのメールを頂いています。このため、今回もこのような形でやっていこうと思います。


 7/13 

山崎雅弘氏、米国オリジンズへ

マップも一通り作って、遠いところへ行ってしまいました。

残りは、僕が引き継ぎます。


 7/12 

柿崎唯氏から入稿

次号の「コマンド・マガジン日本版」に、今回の再販にあたったエッセイが掲載されます。

お楽しみに。


 7/8 

マップ製作の途中 その二

都市ヘクスには工場マークで生産ポイントを明記しました。

特に、ソ連軍プレイヤーは重宝すると思います。

あと、港湾の都市ヘクスには錨のマークを付けました。

xx12ヘクス以北の港湾は天候が雪のターンには使えないといったルールも、色分けして区別しています。


 7/5 

マップ製作の途中

「史上最大の作戦」に引き続き、製作は山崎雅弘氏が担当します。

今回のポイントは海岸線の明確化とチャートの配置です。

トルコやスウェーデンといったゲームでは用いない部分に、いくつかのチャートを配置します。

戦闘結果表と天候決定表、両軍の補充ポイント表、そして地形コスト表と天候トラックと空軍ポイント活動表の3つはリンクしていて、天候トラックのマスにマーカーを置けば、地形コスト表と空軍ポイント活動表のどの列(列もそれぞれ色分けしています)を用いるか一目でわかるようになっています。

その他、各種ボックスも外枠に用意して、かなり使いやすくなったと思います。


 6/22 

 

ルール改訂の途中

今日は、独ソ戦が始まった日ですね。

今、ルールを改訂しています。ちょうど(いや、やっと…)戦闘のところを越えました。

このルール改訂というのは、非常に神経を使ってなかなか進みません。

ポイントはやはり、時間の明確化です。ルールで指示された行為を、いつ行うか、です。

例えば、増援の登場は「移動フェイズに〜」とあるんですが、移動フェイズは第1プレイヤー移動セグメントと第2プレイヤー移動セグメントからなっています。ソ連軍はゲーム序盤、第2プレイヤーの場合が多く、彼らの増援は独軍ユニットから5へクス以上離れた都市に配置できるのですが、第1プレイヤーである独軍の移動セグメントの前か後かで大きく状況が変わってきます。

でもって、これはそれぞれの軍の移動セグメント開始時に行われるとの解答を、柿崎氏から頂戴しました。

あと、いろいろと細かい誤字脱字があって、きちんと直しています。


 6/21  ユニットシートの改訂と変更

補給切れマーカーの裏が余っていたので、海上補給マーカーにしました。

それから、フィンランド軍専用の鉄道移動マーカーとソ連軍のプロエステ占領マーカーを増やしました。

 

さらに、山崎雅弘氏より指摘がありました。

「ソ連軍の将軍には「ワトティン」と「バトゥーティン」に近い発音の将軍は一人しかいません。そのため、こちらで(序列的に最高ランクであるにもかかわらず、初版に含まれていない)ワシレフスキー元帥を入れました。

さすがは、山崎雅弘氏…。


 6/11  ユニットシートのデータができあがってきました

部隊ユニットはやや派手な色使いのシンプルなデザインになっています。

オーバーランの可否や異なる移動コストを用いるユニットなどは、数値を色分けしたり、カラーボックスを付けるなど、いろいろ試してみたのですが、あまりよい結果は得られませんでした。

このため、そのような情報はマップに設けて案内することにしました。

また、サンプルのユニットに付いていた影も取ることにしました。

 

両軍のユニットとも指揮官ユニットは写真入りで、日本語の他にそれぞれドイツ語とロシア語で名前を表記しています。しかし、数名の指揮官の顔写真が見つからないため、改訂スタッフが探しています。

 

ソ連軍航空ユニットのシルエットは3種(I-16, Il-2, Il-4)、ドイツ軍航空ユニットは4種(Bf-109, Ju-87, He-111, Ju-52)あります。左下のアルファベットは改訂され、国旗などのマークで国籍を表示します(GとかSは勘違いの元になると判断しました)。

最近の航空機ユニットといえば上面図のイラストというのが定番でしたが、ユニットが “シブく” てカッコイイので、ここはあえて横向きのシルエットにしてみました。

 

さらに、鉄道移動済みマーカー戦闘ブロックを追加します。

焦土マーカーのデザインは、改訂スタッフの受けが悪かったので書き直すことにしました。

ソ連軍所属のルーマニア歩兵軍団ユニットも新しく作りました。


 5/27  ルールブックのテキスト化が終わりました

外注していたものが届きました。

これからルールの書き直しに入ろうと思います。


 5/18  いくつかのQ&Aが届いていますので、柿崎唯氏に転送して答えてもらいました

いろいろな要望や質問が届いており、それぞれ考慮した上で製作活動に入っています。

熱心な方がいたので、改訂スタッフに入ってもらいました。


 5/10  ユニットシートのサンプルができてきました

ユニットのデザインを担当する山崎雅弘氏からユニットシートのサンプルが送られてきたので、早速、これデザイナーの柿崎唯氏と改訂スタッフに転送しました。

全てのユニットの色はエポック版を踏襲するつもりですが、ユニットの数値を全て白抜きで表すため、全体的に濃いめの色使いになります。

 

よく見ると、黒いぼんやりとした影が付いていて、数値が浮いています。

太いフォントとこの影を組み合わせて目に入りやすくした、とのことです。


 4/28  マップの河川と海の区分を明確にする要望が届きました

たくさんのQ&Aが届いた中に、マップの河川と海の区分の明確化をしてほしいという意見がありました。

エポック版では、海岸線が見づらいということで海岸線に沿って緑の太線を付け足したそうです。

情報を送って下さい

 

■エポック版のルールを読んでいて理解しづらかったところ。

ずっと前から、Q&Aを聞きたかったんだけど…という方はこの機会にぜひ!

ゲームデザイナーの柿崎唯氏に全て解答して頂いた後、返信します。

 

■ゲームをプレイしていて、このルールは少しおかしいのでは…と思ったところ。

改善方法があれば、それも教えて下さい。

基本的には大きな改訂は行わない予定ですが、それでも思いついたご意見はなんでも送って下さい。

ゲームデザイナーの柿崎唯氏に全て検討して頂きます。

 

■マップやユニット、ルールブックなどのデザインに関するご要望。

「ユニットにイラストを入れて!」「マップはこんな感じで…」といった、ご要望をお送り下さい。

他のゲームのユニットや地形のパーツを具体的に言ってもらうと、なおベターです。

 

 

以上のようなご意見をどしどし送って下さい → kokado@sunsetgames.co.jp

我々は、より完全なルールシステムを作り上げたいと思っています。そのために、皆さんの御協力が必要なのです。

「シミュレイター」誌とエポック版ルールブック巻末にあった正誤表はすでにルールシステムに反映しています。

 

マップとユニットは全面改訂し、これらは「史上最大の作戦」に引き続き、山崎雅弘氏がデザインを担当します。

東部戦線は彼の専門分野ですし、扱う地域が広いですから、『土地勘』のある人間が作った方がよいかなぁ、と思っています。

 


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